増井貴司|世界経済と投資術

増井貴司の起業、投資で「億」を稼ぐ方法

2023年の世界経済考察

2023年の世界経済について、以下のような考察を持っています。

2023年は世界経済にとって、不確実性や課題が依然として残る年になると予想されます。新型コロナウイルスの感染拡大や変異株の出現による影響が続く一方で、各国の景気回復や成長に向けた取り組みが進むと見込まれます。

まず、米国経済についてですが、景気回復が継続すると予想されます。2022年にはインフレが抑制され、経済成長が加速する可能性があります。ただし、財政政策の引き締めや長期金利の上昇、中国との貿易摩擦などのリスクが依然として残ります。

次に、中国経済についてですが、成長率は緩やかに減速すると予想されますが、国内消費の拡大や技術革新による産業の転換が進むことが期待されます。ただし、金融・財政政策の課題や人口減少、環境問題などの構造的な課題が残ります。

欧州経済については、景気回復が続く一方で、新型コロナウイルス感染拡大による影響やブレグジットの影響などのリスクが依然として存在します。また、欧州連合EU)内での統合や財政政策の調整などの課題が残ります。

アジア諸国については、新興国を中心に成長が続くと見込まれます。また、日本を含むTPP11の発効により、貿易拡大が期待されます。

金融政策については、各国の中央銀行が引き続き異次元緩和政策を維持しつつ、インフレ目標の達成や金利上昇への対応に取り組むことが予想されます。

以上のように、2023年の世界経済は、各国の景気回復が続く一方で、不確実性やリスクが残る年になると予想されます。